【無料になる?】不動産の仲介手数料とは。【相場や交渉方法も解説】

query_builder 2021/03/20
ブログ
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不動産を買いたい時や借りたい時、売りたい時に

不動産会社に相談して物件を探す方がほとんだと思います。

こうした場合に不動産会社に支払う費用が「仲介手数料」です。


不動産は皆様の生活に関わるので身近に感じる方も多いかもしれません。

そのため、どのような仕組みかどうかを理解しておくと安心ではないでしょうか。



『本日のテーマ』

【無料になる?】不動産の仲介手数料とは。【相場や交渉方法も解説】


『目次』

1・仲介手数料は法律により定められています。


2・仲介手数料の相場は?


3・仲介手数料が無料?割引?交渉術とは


4・仲介手数料以外にも交渉するべき項目は多数あります。


5・我慢せずに相談するべき


私は業界歴10年で大手ハウスメーカーに勤務し不動産業として

独立しました。過去には消費者として仲介手数料の交渉を行ったこともありますので

参考にして頂ければと思います。


この記事は

これから不動産の購入、売却を検討されている方に

むけて書いております。


この記事を読むことで

不動産売買に必要な経費をきちんと自己理解した上で

お支払いする事ができますし、無駄な支出を抑え

安心した不動産売買を進める事ができると思います。



1・仲介手数料は法律により定められています。

  不動産会社の仲介手数料は「宅地建物取引業法」に定めがあります。

  売買・賃貸共に上限の設定があります。

  売買であれば、、、

  売買価格の3%+6万円+税

  ※売買代金が400万円以下の場合は違う計算式になります。

  例えば

  売買代金3000万円の物件の場合

  3000万円×3%+60000円+税

  =1,056,000円→仲介手数料

  

  賃貸であれば

  家賃の1ヶ月分+税

  例えば

  家賃が70000円の物件の場合は

  77000円が仲介手数料になります。

  

  これが法律で定められた報酬の上限になります。

  つまり、不動産会社は「これ以上もらったらダメですよ。」

  というルールがあるのです。


  

2・仲介手数料の相場は?

  

  売買においては

  上限額を支払うのが一般的です。

  賃貸においては

  家賃の0.5ヶ月〜1ヶ月が相場と言われております。

 

  しかし昨今では不動産業界の競争激化と共に

  仲介手数料を割引!や半額!、最大無料!と宣伝する

  不動産業者も増えてきております。

  仲介手数料が安いのには安い理由がありますので

  仲介手数料の安さだけで不動産会社を選ぶのは危険です。

  

 

3・仲介手数料が無料?割引?交渉術とは

  

  

  不動産仲介会社の主な収入が「仲介手数料」です。

  さらには仲介手数料は「成功報奨型」となっております。

  それを無料や割引の交渉するわけですので

  簡単な事ではありません。

  「割引を受けやすい物件」と「交渉成功事例」の二つを

  ご紹介します。

  

 「割引を受けやすい物件」

   ①売れてない物件

   ②借り手が見つかりにくい物件

   ③不動産会社の負担が少ない案件

   

  「交渉成功事例」

  賃貸編

  私が消費者として仲介手数料の割引交渉をした事例です。

  賃貸物件を借りる際に、看板を見て管理会社に電話をしました。

  「物件案内不要」、「内覧不要」を条件に仲介手数料を無料にして

  頂きました。駅徒歩7分、築4年の新しい物件でしたので

  とても嬉しかったのを覚えております。

  

  売買編

  私が不動産会社として割引した事例を紹介します。

  

  

  ケース① 

  土地探しはお客様自身で行って頂き、

  状況確認・契約書の作成・決済の立ち会いのみのご対応で

  仲介手数料を割引致しました。

 

  ケース②

  親族間売買

  親の土地を3つに分けて、長女と次女に売却する

  親族間売買のお手伝いをさせて頂きました。

  売主・買主・価格が決定しており、実務としては

  契約書類の作成と登記手続き、融資手続きの斡旋のみでしたので

  半額以下で対応させて頂きました。

  

  

  このように

  単に金額交渉をするだけで無く、不動産会社の負担を減らす事で

  仲介手数料の価格交渉が上手くいくかもしれませんので

  参考にしてください。


  ※弊社では基本的に仲介手数料の割引を行なっておりません。

  売主様に対しては、

  お支払い頂く仲介手数料以上に高く売るお手伝いを行います。


  買主様に対しては、

  お支払い頂く仲介手数料以上に価格交渉、諸費費用の軽減の

  ご提案をするためです。

  但し、内容次第では柔軟に対応致しますので

  お気軽にご相談くださいませ。

  

  相談するリンク


4・仲介手数料以外にも交渉するべき項目は多数あります。

  

  

  不動産の取引において

  仲介手数料が注目されがちですが

  不動産に関わる費用は、仲介手数料以外の項目の方が多く

  費用も高額です。

  仲介手数料以外の費用の削減にも目を向ける事が、

  不動産の売買や賃貸の成功の鍵になります。

  

  不動産売買に関わる諸費用

  ・印紙代、登記費用、登録免許税、火災保険、インフラ関係、ネット関係

   工事関係、設計費等々、譲渡所得税

  それぞれの費用を見つめ直す事が

  大きい費用の削減に繋がります。

  

  

5・我慢せずに相談するべき

  

  とはいえ、仲介手数料も高額ですので

  ひとまず不動産会社に相談してみる事は大切かと思います。

  希少価値の高い物件では割引してくれない事が多いと思いますが、、、

  言ったもん勝ちという事象は

  世の中にはたくさんありますからねー^^



・既に不動産会社に相談しているけど、、、


・初期費用を抑える方法が他にはないですか?


・なかなか売れない土地があってこのままでもいいのか、、、


・相続前に、不動産を整理したい。


・親の代からお世話になっている不動産会社の方がいるのですが

 このままでいいのか、、、?



不動産に関わる悩みや不安は多種多様です。

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